2025/11/07

膝OA

蒲田駅から徒歩3分、鍼灸治療・マッサージ・パーソナルトレーニング・リハビリ・スポーツ競技力向上など自分に合ったプランを作成できる総合施設!中山鍼灸治療院です。

併設しているパーソナルトレーニングジム、メディカルトレーニングセンターではダイエット、ボディメイク、リハビリ、健康維持、競技力向上、介護予防、全てをサポートすることができます。

 

今回は、「膝の痛みでお悩みの方必見!膝痛専門の治療院!」の当院の情報をお届けします。

《動かし方と内側から治す!膝痛を克服するための理学療法士・鍼灸師の「ハイブリッド治療」》

変形性膝関節症(OA)の治療には、「機能改善(理学療法)」と「痛みの制御(鍼灸施術)」鍼灸施術を組み合わせたハイブリッドアプローチが有効的です。変形性膝関節症(OA)は軟骨の摩耗とアライメント異常、筋力低下の悪循環で進行しますが、理学療法士による大腿四頭筋強化や正しい歩行指導で関節の安定性を高め、進行を食い止めます。さらに、鍼灸師が近代医学的知見に基づき痛みの原因となる場所へ的確にアプローチすることで、痛みを最短で緩和し、リハビリをより効果的にします。手術を回避するためには、体重管理と専門家による早期の運動療法・痛みの制御が鍵です。

 

目次

1.変形性膝関節症(OA)とは?

2.理学療法士が指摘する「悪循環」

3.【鍼灸師の視点】最新の鍼治療で痛みを最短で緩和する

4.進行期・末期での外科的治療

5.まとめ

 

1.変形性膝関節症(OA)とは?

     基礎知識:なぜ膝は「変形」するのか?

⚪︎病態のメカニズムと進行度

変形性膝関節症(OA)の正体

膝関節は、大腿骨と脛骨が軟骨で覆われ、スムーズに動くための構造になっています。

変形性膝関節症は、この関節軟骨が加齢や過度な負担によってすり減り、クッション性を失うことで、骨同士が直接ぶつかり合うようになる病気です。これに伴い、関節の縁には骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのような骨の突起が形成され、さらに痛みを引き起こします。

進行度は、レントゲン画像に基づいてK-L(Kellgren-Lawrence)分類で評価されます。

 

グレード1:軽度…関節裂隙は正常だが、骨棘が疑われる。初期の動作時痛。

グレード2:初期…わずかな関節裂隙の狭小化と骨棘の形成。立ち上がり、歩き始めの痛み。

グレード3:中期…明らかな関節裂隙の狭小化。正座や階段昇降が困難になる。

グレード4:著しい関節裂隙の狭小化。常に強い痛みがあり、O脚変形も顕著。

 

⚪︎変形性膝関節症(OA)の根本原因

  • 一次性変形性膝関節症(OA):主に加齢、遺伝的要因、ホルモンの影響。
  • 二次性変形性膝関節症(OA):外傷(半月板損傷、靭帯損傷)の後遺症、関節炎、そしてアライメント(O脚・X脚)の異常による片側への偏った負荷。

痛みは単なる軟骨の摩耗だけでなく、炎症による発痛物質の放出、さらに痛みをかばうことで周囲の筋肉が過緊張(防御収縮)を起こし、それが新たな痛みを生むという複合的な要因が関与しています。

 

2.理学療法士が指摘する「悪循環」

理学療法士は、膝の痛みが引き起こす「負のサイクル」を重要視します。

痛み→運動不足→筋力低下→関節の不安定性→変形の加速→さらなる痛み

この悪循環を断ち切り、変形を食い止めるための最も重要な手段こそが、運動療法です。

⚪︎《理学療法士監修》手術を避けるための保存療法

膝の機能を取り戻す!理学療法に基づく「運動・リハビリ」の内容

手術を回避し、膝の機能を維持するためには、理学療法士(PT)による専門的なリハビリが不可欠です。

⚪︎運動療法の3つの柱

① 筋力強化:膝の安定性を高める

膝の安定性を高め、歩行時の衝撃を吸収するためには、太ももの筋肉(特に大腿四頭筋)の強化が有効です。

  • 特に重要視する筋肉
    • 大腿四頭筋:膝のクッション・衝撃吸収力を向上させます。
    • 内転筋: O脚変形の進行を抑制し、膝を正しい位置に保とうと働きます。
  • 具体的なトレーニング(自宅ケア)
    • SLR(ストレートレッグレイズ):膝への負担が最も少ない初期の定番。仰向けに寝て、膝を伸ばしたまま足をゆっくり持ち上げます。
    • 膝を伸ばす運動:椅子に浅く座り、膝の下に丸めたタオルやゴムバンドを置き、膝を完全に伸ばし切る運動。膝の最後の「伸び」を改善し、歩行時の安定性を高めます。
    • ハーフスクワット: 痛みがない範囲(膝が90度以上曲がらない浅い角度)で、ゆっくりと行うことで、実用的な筋力を養います。

※これらのトレーニングはほんの一部で当院スタッフがお客様の身体を評価した上で適切なトレーニング方法を指導します。

② 可動域(柔軟性)の改善

硬くなった筋肉や関節の動きを改善し、動作時の負担を減らします。

  • ターゲット部位
    • ハムストリングス(太もも裏):硬くなると膝の曲げ伸ばしを邪魔します。
    • 下腿三頭筋(ふくらはぎ):硬いと歩行時の足首の動きを制限し、膝に負担をかけます。

※お客様によって硬くなっている筋肉の場所は違います。当院スタッフがお客様の身体を評価した上で適切なストレッチ方法を指導します。

 

③ 姿勢・アライメントの修正

関節に負担をかけない「正しい使い方」を学ぶことが、症状の進行抑制に直結します。

  • 歩行指導:普段何気なく歩いている姿勢も痛みを助長する一つになっていたり、他の身体の部位にも負担をかけている可能性があります。負担の少ない歩き方を指導します。
  • O脚・X脚への対応:骨盤や股関節周囲の筋肉を鍛え、膝が内側・外側にブレるのを防ぎます。

 

⚪︎薬物療法と注射療法の役割

  • 内服薬(NSAIDsなど):強い痛みを一時的に緩和し、リハビリ(運動療法)を行う機会を確保するために活用します。
  • ヒアルロン酸注射: 関節の潤滑作用、軟骨保護、そして炎症抑制を期待して行われます。

【注意点】 薬や注射はあくまで対症療法であり、膝の機能不全を根本的に治すわけではありません。運動療法と並行することで、初めてその効果が活かされます。

⚪︎生活指導:関節への負担を減らす工夫

  • 体重管理: 最も効果的なセルフケアの一つです。体重を1kg減らすだけで、歩行時には膝にかかる負担が約3~5kg軽減されると言われています。

 

3.【鍼灸師の視点】最新の鍼治療で痛みを最短で緩和する

痛みの波を抑える!近代医学に基づいた鍼灸アプローチ

変形性膝関節症(OA)治療において、鍼灸治療は「痛みの制御」という重要な役割を担います。

⚪︎鍼灸治療の科学的根拠

近代医療に特化した鍼灸師は、単なる東洋医学的なアプローチだけでなく、解剖学や生理学に基づき施術を行います。

  • 筋緊張の緩和:膝周囲の過緊張した筋肉(大腿四頭筋、膝窩筋など)に直接アプローチすることで、血流を改善し、痛みの原因である部分を解除します。
  • 内因性オピオイドの放出:鍼刺激は脳内でエンドルフィンやセロトニンといった鎮痛物質(内因性オピオイド)の分泌を促し、神経レベルで痛みを緩和します。
  • 炎症の抑制:局所の微小循環を改善することで、炎症性物質の代謝を促進し、熱感や腫れを抑える効果も期待できます。

⚪︎変形性膝関節症(OA)治療における鍼灸の具体的な役割

  • 目的:強い痛みを早期に抑え、理学療法(リハビリ)をスムーズに開始・継続できるようにすること。痛みが強すぎて運動ができない期間を最小限にします。
  • アプローチ部位:痛みの原因となる部分や、膝関節だけでなく、関連する股関節や腰の筋肉のバランスを整えます。

【PTとの連携】ハイブリッド治療の優位性 理学療法士が機能回復を担当し、鍼灸師が痛みの管理を担当する連携体制は、保存療法の成功率を格段に高める理想的なアプローチです。

 

4.進行期・末期での外科的治療

保存療法を徹底しても痛みが改善しない場合は、外科的治療が検討されます。

  • 高位脛骨骨切り術(HTO):比較的若く活動性の高い方で、O脚によって膝の一部にのみ負担がかかっている場合に適応されます。脛骨を矯正することで負担を分散し、自分の関節を温存できます。
  • 人工膝関節置換術(TKA/UKA):変形の強い変形性膝関節症(OA)で関節全体が広範囲に損傷している場合に、関節の表面を人工物に置き換えます。劇的な痛みの改善と関節機能の回復が期待できます。しかし、生活面で膝を動かす制限があります。

【重要なポイント】 外科手術はゴールではありません。術後も理学療法士による専門的なリハビリが成功の鍵です。リハビリを通じて、新しい関節に合わせた筋力と可動域を取り戻すことが、長期間にわたる効果の持続につながります。

 

5.まとめ

変形性膝関節症(OA)は進行性の病気ですが、決して「不治の病」ではありません。

「痛み止めでごまかす」のではなく、「機能改善(理学療法)」と「痛みの制御(鍼灸施術)」の組み合わせによるハイブリッド治療が、あなたの膝を守る最善の道です。

膝の痛みを「年のせい」と片付けず、まずは整形外科を受診し、ご自身の膝の状態を正確に把握しましょう。当院は理学療法士と鍼灸師の二つの資格を持ち合わせた膝痛専門のスタッフが治療に入るのでより治療効果を実感できると思います。お気軽にご相談ください。

 

 

蒲田にある鍼灸院、中山鍼灸治療では頭痛、首の痛み、肩こり、四十肩・五十肩、腰痛、膝の痛み、捻挫、ぎっくり腰など一般的な症状以外にも自律神経の乱れ(自律神経失調症)、スポーツ障害、大会前の調整、美容鍼、片麻痺のリハビリなど幅広く対応しています。

 パーソナルトレーニングジム、メディカルトレーニングセンターが併設されているため鍼灸治療とトレーニング・リハビリを併用しながらダイエット、ボディメイク、リハビリ、健康維持、競技力向上、介護予防も合わせてサポート可能。
 1日でも早い治療が必要な場合があります。どこに行っても改善しなかった身体の悩み、一人で抱えず是非一度、中山鍼灸治療院蒲田店にご相談ください。

 

中山鍼灸治療院

院長 中山 真一

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