2023/11/19
偏平足について
蒲田駅から徒歩3分、鍼灸治療・マッサージ・パーソナルトレーニング・リハビリ・スポーツ競技力向上など自分に合ったプランを作成できる複合施設!中山鍼灸治療院です!
足の裏が痛い。アーチが低いと言われたことがある。そんな方は偏平足の可能性があります。今回は偏平足に関してご紹介します。
今回の内容
1.偏平足とは
偏平足とは、足アーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つ)が低下・消失し(特に縦アーチ)、足底が扁平になった状態をいいます。
2.偏平足の分類
偏平足は足アーチ(特に縦アーチ)を形成・維持する骨や靭帯・筋肉のいずれかが障害されて生じます。
原因や発生時期によりその病態が異なります。
【原因による分類】
・先天性偏平足;先天性垂直距骨を先天性偏平足とよびます。
・麻痺性偏平足:脳性麻痺や二分脊椎などの疾患による筋麻痺や筋力低下で生じます。
・外傷性偏平足:骨折や脱臼、靭帯損傷により生じます。
・静力学的偏平足:荷重(立位)により生じます。
・その他の原因:後脛骨筋腱機能不全症(PTTD)、骨系統疾患、関節リウマチなど。
【発生時期による分類】
・小児期偏平足(幼児期偏平足):歩行開始後に気づかれる偏平足。成長に伴って自然に足アーチが形成されます。
・思春期偏平足:小児期偏平足が思春期まで残存したもの。スポーツ活動に関連し、運動時痛や易疲労感が生じます。
・成人期偏平足:加齢による腱の変性や体重増加などを背景に生じる。中年女性に好発する。原因としてPTTDが最も多いです。
偏平足は大部分が静力学的偏平足であり、荷重により足が外反してくるため外反偏平足ともよばれます。
3.中年女性に多い成人期偏平足
成人期以降に加齢による腱の変性や体重増加を背景に徐々に偏平足となったものを成人期偏平足といい、足部の疼痛を生じます。
主な原因は後脛骨筋腱機能不全(PTTD)により引き起こします。
【好発・誘因】
・中年女性
・肥満
・長時間の立ち仕事
4.後脛骨筋腱機能不全(PTTD)とは
後脛骨筋腱は内側縦アーチの維持に重要な筋肉です。
後脛骨筋は脛骨の後面、腓骨の内側面、硬い骨間膜の後面(ふくらはぎの後ろ)から舟状骨、内側、中間、外側楔状骨、立方骨、第2~4中足骨(土踏まず周辺)に付着しています。
PTTDではこの腱が加齢や荷重により変性・断裂し、徐々に偏平足を呈します。
状態に応じて病院での治療が必要な可能性もありますが、当院では鍼灸、電気治療(超音波)、徒手療法を用いて症状改善から予防まで対応します。足の痛みがある方は是非ご連絡下さい。
蒲田にある鍼灸院、中山鍼灸治療では頭痛、首の痛み、肩こり、四十肩・五十肩、腰痛、膝の痛み、捻挫、ぎっくり腰など一般的な症状以外にも自律神経の乱れ(自律神経失調症)、スポーツ障害、大会前の調整、美容鍼、片麻痺のリハビリなど幅広く対応しています。
パーソナルトレーニングジム、メディカルトレーニングセンターが併設されているため鍼灸治療とトレーニング・リハビリを併用しながらダイエット、ボディメイク、リハビリ、健康維持、競技力向上、介護予防も合わせてサポート可能。
1日でも早い治療が必要な場合があります。どこに行っても改善しなかった身体の悩み、一人で抱えず是非一度、中山鍼灸治療院蒲田店にご相談ください。